コチョウランの管理の仕方

胡蝶蘭コチョウランは原産地が熱帯アジアなので、基本的に寒さを嫌います。

18℃から30℃位の室内で、柔らかい日差しの場所を好みます。

カーテン越しの窓際や、直接暖房や冷房の風が当たらないところが良いでしょう。水やりは、根の周りにあるミズゴケが乾いたら、全体に湿らすように与えます。

根の周りはほとんどミズゴケなので、勢いよく水を与えるよりは,
霧吹きのようなもので湿らすように与えるほうが効果的です。

また、日差しの強くなる日中より、夕方に水を与えるほうが根が傷みません。
さらに鉢の下のほうに水がたまっていると、根腐れを起こしやすいので永く楽しむためには、ラッピングをはずして鉢皿などで受け、たまった水が捨てられるようにするのが理想的です。

株の葉が出てくる真ん中の部分に、水やりの水がたまると株が腐ることがあるので
水がかかったりした場合は、ティッシュペーパーなどでふき取ると良いでしょう。

 

 

【コチョウランの花が終わってしまったのですが・・・】

環境が合えば、茎からもう一度芽が出て花が咲くことがあります。
花が付いていたところより少し根本に近い茎の部分を切って、コチョウランの好む環境下においておくと、しばらくして芽が出てつぼみが付き花が咲きます。

まれに葉が出て株が出来る場合がありますが、その場合は根が出てくるまで待ち
その株を切り離してミグゴケでまき、別の鉢に植えて育てると花芽が出て花が咲く場合があります