5月の第2日曜日が母の日であり、母親にカーネーションなどを贈る習慣があるのは皆様ご存知でしょう。

母の日(ははのひ)は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日。日本やアメリカでは5月の第2日曜日に祝うが、その起源は世界中で様々であり日付も異なる。例えばスペインでは5月第1日曜日、北欧スウェーデンでは5月の最後の日曜日に当たる。(抜粋:ウィキペディアより)

ではその起源はどこにあるのでしょうか?

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「母の日にカーネーションを贈る」という習慣が始まったのはアメリカ。

南北戦争のさなか、敵味方を問わずに負傷兵の衛生改善に尽力した「アン・ジャービス」という女性が1905年5月9日に亡くなった。
アン・ジャービスを追悼するためにウエストバージニア州に住む娘の「アンナ・ジャービス」が、フィラデルフィアの教会で母親が好きだったアンナは亡き母親のために、母が日曜学校の教師をしていた教会で白いカーネーションを祭壇に飾り、配ったことがことの始まりだそうです。

アンナ・ジャービス
アンナ・ジャービス

その後もアンナは母に感謝する日を祝日にする普及運動を続けました。

この出来事をきっかけにしてアメリカ全土に母の日の風習が広がって行き、
1914年には5月の第2日曜日が「母の日」と制定されました。

母の日にはなぜカーネーション?

また、カーネーションには「十字架に架けられるキリストを見送った聖母マリアがこぼした涙が落ちた地面に咲いた」という伝説があり、古くから母性愛の象徴とされていたことも「母の日にカーネーションを贈る」習慣につながっているとも言われています。

その後、カーネーションの色の意味合いが「存命する母がいれば赤、亡くなっていれば白」とされるようになりました。

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